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未経験から、
誰もが信頼する現場代理人に
「TANAKEN」で築いた
乗田良幸
施工本部工事部次長
MEMBER PROFILE
建設業界で長年キャリアを積み、杭打ち会社などで経験を重ねた後、「TANAKEN」に入社。現在、勤続5年目を迎え、現場代理人として難易度の高い解体現場を任されている。協力会社からの信頼も厚く、チームをまとめながら無事故で解体作業に取り組む。若い頃に俳優を目指していたというユニークな経歴を持つ一面も。趣味はプロ野球観戦。特に巨人の大ファンで、東京ドームに観戦に行くのが楽しみ。
新築工事の土台となる解体作業
解体の可能性を信じ、転職を決意
入社のきっかけを教えてください。
以前、建設会社で杭打ちをしていた時期がありました。杭打ちは建物の解体が終わった直後に行う作業ですが、その際、解体に起因するクレームをよく耳にしていました。新築工事は解体の段階から始まっているともいえ、この解体業務を改善したいと思うようになりました。
「TANAKEN」のことは知っていて転職を考えたこともありましたが、当時の自分にはまだ実力が足りないと感じ、一度は諦めることに。その後、いくつかの建設会社で働き、「これだけ経験を積めば『TANAKEN』でも活躍できるはずだ」と思えるようになり、転職を決めました。
今はどのような業務に携わっていますか?
都内にある大型建築物の解体工事の施工管理をしています。職人さんが100人ほどいる現場で、工期スケジュールがスムーズに進むよう作業予定を立て、職人さんが安全に作業できるよう現場を監督しています。ただ指示を出すだけではなく、職人さんたちと1つのチームとして取り組む雰囲気づくりを大切にしていて、私の現場はいつも明るく活気があるのが自慢です(笑)
未経験での入社でしたが、先輩方のサポートのおかげで現場を任せてもらえるまでになりました。私を大きく成長させてくれたのが、2年ほど前に担当した大阪の現場です。9万平方メートルもある広大な敷地で、さまざまな構造の建物がありました。土地勘もない中、初めて会う職人さんたちと協力しながら、1年かけて仕上げた経験が、私の中で大きな自信になっています。
解体業界をリードする「TANAKEN」
難しい現場で活躍する解体のプロ集団
「TANAKEN」は解体業界でどのような存在ですか?
解体業界のリーディングカンパニーだと思います。大型の現場を数多く手がけ、現在も20以上のプロジェクトが進行中です。事故を起こさないことを最優先に、常にプレッシャーを感じながら業務に取り組んでいます。また、小規模な現場であっても高い技術が求められ、「TANAKEN」だからこそ受注できている現場が多いと感じています。
マンションに囲まれた現場があり、近隣の方々から騒音などのクレームが予想されました。そこで、解体着工前に事前説明会を実施し、解体中も個別の説明会を開催することで、クレームは1件も発生しませんでした。解体というと、建物だけに目が行きがちですが、近隣の方々への配慮も大切にしている姿勢が、これまで「TANAKEN」が信頼を築いてきた理由の1つといえます。
「TANAKEN」の特徴、強みを教えてください。
分業制がしっかり整備されていることです。例えば、お金に関することは工事発注部、お客様に関することは営業部、工事に関することは工事部長や施工本部長に相談できます。ひとりで全てを抱え込む必要がないので、悩みや問題があればすぐに解決できるのは助かりますね。
さらに、経験豊富な協力会社が多いのも「TANAKEN」の強みです。一つとして同じ現場はありませんが、多種多様な現場を経験する中で培われた知恵やノウハウを持つ協力会社の存在は、私たちの仕事に欠かせません。
解体業界の今後について、どのように考えますか?
解体工事はどうしても危険と隣り合わせの現場です。将来的には、ロボットが代わりに危険な作業をしてくれたらうれしいです。もちろん、現時点でも安全対策には万全を期していますが、解体は危険というイメージを払拭し、より安全な業界を目指していくことが重要だと思います。
人財育成が会社を更に強くする
解体から始まる未来の街づくり
「TANAKEN」の未来は、どうあるべきでしょうか?
人財を増やし、会社を更に成長させてほしいですね。「TANAKEN」では難易度の高い仕事も増え、得意分野だけでなく、さまざまな現場に柔軟に対応できる人財を育てていく必要があると感じています。解体作業を無事故で終え、近隣の方々へのあいさつを済ませたときの達成感はひとしおですし、やりがいにもなっています。
乗田さんにとって「TANAKEN」とは?
建設業界でいくつもの会社を経験してきましたが、「やっと見つけた最高の会社」です。経営陣との距離が近く、風通しの良さも魅力。解体の仕事そのものは地図に残らない仕事ですが、私たちが解体したからこそ、地図に残る新しい建物が生まれます。これからも挑戦しがいのある現場に取り組んでいきたいですね。
CHALLENGE
次の「TANAKEN」をリードする人財を育てたい
解体現場は現場代理人の個性が出る仕事です。現場が整理整頓されているか、職人さんとのコミュニケーションは円滑か、近隣の方々への配慮は行き届いているかなど、あらゆる面で気配りが求められます。そんな現場の基本や仕事への誇りを大切にしながら、若い人財を育成しています。私が指導している若い社員が、もうすぐ現場監督デビューできそうで楽しみでなりません。