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ロマンとやりがいを感じた
柔軟な社風が叶えた
自分らしい働き方
荒井加奈
施工本部計画推進部主任
MEMBER PROFILE
大学で建築を学び、前職でマンションの内装リノベーションに携わった後、「TANAKEN」に転職。現在は、計画推進部の主任として、解体工事計画の立案や図面作成など、解体工事全般をサポート。これまでに鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造、コンクリート造など30件以上のプロジェクトに関わる。小さな息子を育てるママでもあり、趣味は親子で楽しむ和太鼓。家庭と仕事の両立を実現しながら解体現場を支えている。
働き方を変えたい
私が「TANAKEN」を選んだ理由
入社のきっかけを教えてください。
働き方を見直したいと思い、これまで働いていた建築業界だけでなく建設業界にも視野を広げて転職活動を始めました。正直、解体業には3K(きつい、汚い、危険)というイメージがありましたが、「TANAKEN」の現場を見たとき、整然と並んだコンクリートガラの美しさに目を奪われ、「かっこいい仕事だ」と感じたんです。
さらに、先輩社員から「建物の歴史や利用者の思いを大切にしながら解体する」という話を聞き、解体にはロマンがあり、とても誇らしい仕事だと思うようになりました。「結婚や出産は絶対にします」と宣言していたので(笑)、「社員は家族」という会社の姿勢や新体制への取り組みにも共感し、入社を決意しました。今は、ストレスなく働ける環境に満足しています。
今はどのような業務に携わっていますか?
計画推進部に所属し、解体工事計画の立案、建物養生の計画・図面作成、労働基準監督署への届出、地下鉄などの近接作業における協議などを担当しています。
解体は重機で壊すだけの仕事に見えるかもしれませんが、安全確保のために事前準備が欠かせません。これらの業務は私たちだけでは完結せず、営業担当者や工事担当者などと密に連携しながら進めていきます。チーム全体で取り組むからこそ、大きな仕事を達成できることにやりがいを感じています。
マンション建て替えから
都市再開発まで
チーム一丸となって
街づくりを支える
「TANAKEN」は解体業界でどのような存在ですか?
計画推進部をはじめ、営業本部、施工本部、協力会社など、多くの人が連携しながら1つの解体工事を成し遂げる総合力の高い会社です。最近ではマンションの建て替えや都市の再開発といった大型案件が増え、私たちの仕事が街づくりのスタートラインに立っていると強く感じています。
「TANAKEN」の特徴、強みを教えてください。
長年解体工事に携わってきた先輩方や協力会社の存在です。解体工事はどれも同じではなく、現場ごとに独自の問題が生じます。そんなとき先輩方に相談すると、「似たケースではこう対処したから、こう対応したらいいのではないか」と、具体的なアドバイスをもらえることが多いです。相談すれば何かしらの返事が返ってきますし、私の後ろには信頼できる仲間がいるという安心感があります。
解体業界の今後について、どのように考えますか?
解体工事は、ただ建物を壊して終わりではありません。持続可能な都市再生を目指し、環境に配慮した取り組みが求められています。「TANAKEN」が40年以上にわたり培ってきた総合力を活かし、より安心で安全な環境整備を進めていく必要があると感じています。また、業界全体の高齢化や人手不足も大きな課題です。解体業は社会に欠かせない仕事だからこそ、「TANAKEN」の知見やノウハウを次世代へ引き継いでいくことが重要だと思います。
「思いやり」「信頼」「感謝」
を実践
社員一人ひとりが活躍できる環境
「TANAKEN」の未来は、どうあるべきでしょうか?
解体業のリーディングカンパニーとして、社員一人ひとりの多様性を受け入れられる会社であってほしいと願っています。私は現在1時間の時短勤務を利用し子育てをしていますが、更に柔軟な働き方ができたら、より安心して働けるのではないでしょうか。
これからの社会では、突然のケガや介護、リスキリング(学び直し)など、仕事以外にも優先しなければならないことが増えていくと思います。この仕事が好きだからこそ、長く働き続けられる環境が整うと、更に魅力的な会社になると思います。
荒井さんにとって「TANAKEN」とは?
一言で表すのは難しいですが、経営理念である「思いやり」「信頼」「感謝」を実践している会社だと思います。これまでに何度も仲間に助けられ、支えられてきました。そんな環境があるからこそ、「TANAKEN」は更に良い会社へと進化していくと思いますし、私もその一員でありたいです。
CHALLENGE
現場で学び、周りを支える人財になる
経験年数はまだ浅く、勉強の毎日です。机上で解体工事の計画を立てるだけでなく、実際に現場を訪れることで、事前には気づけなかった問題を発見することもあります。講習にも積極的に参加し、知識を吸収するよう心がけています。20年以上の経験を持つ上司でさえ、「解体現場では常に新しい問題が起きる」と話すほど、奥が深い仕事です。だからこそ、今は1つでも多くの現場を経験し、早く周りを助けられる存在になりたいと思っています。